女遊びに明け暮れる男の日記

旅行先での女遊びの話などをここに書きます。

孤独のグルメ(5):遊郭の風情ある、下田ペリーロードで食べる抹茶とようかん(草画房:下田ペリーロード)

先日河津桜を見に行ったが、その次いでに下田の遊郭街を見に行こうと思った。熱海の糸川は既に行って来たので、今度は何としてでも下田を訪問したい。そんな思いで伊豆急行線を使って下田まで移動する。

下田駅入り口の様子

まず下田駅に着くや否やこのような美しい提灯がお待ちかね。

送信者 下田ペリーロード

メインストリートの様子

メインストリートを歩いてみた。日本風の電灯の下には「夏色キセキ」と言う、下田を舞台にしたアニメの幕が下ろされている。アニメの色彩の真新しさが、色あせた古い町並みと相反してしまっている。しかし河津桜まつりの季節だと言うのに、人通りが少なすぎるのが気になる。アニメ放映は本当に町おこしとして効果があったのだろうか?


送信者 下田ペリーロード

スナックの建物

以前熱海を散策した経験上、こういった区域は大概飲みやっぽいスポットがあるはずと思って探してみた。すると二階建ての建物にそれらしき光景を発見する。


送信者 下田ペリーロード

時間の停止を感じさせる消化器

下田を歩いていると、このように時代を感じさせる消化器に出会う。消化器の赤が薄れていっているが、こういったものを見ているといい意味で取り残された感じが良い。


送信者 下田ペリーロード

ペリーロードの全景

そして今回最も拝見したかった下田のペリーロードに到着する。「下田市観光ガイド 『ペリーロード』」に依るとここは旧遊郭街だそうだ。


現在は、柳並木の川沿いに、アジサイなどの花がポツポツと咲いており、石畳とガス灯が特徴的な、とても雰囲気のよい場所となっています。

アンティークでちょっとおしゃれな感じのするこの「ペリーロード」ですが、昔は、この一帯は、「花街」として栄えていたところでした。

遊郭や料亭が建ち並び、華やいだ雰囲気の中、ほろ酔い気分で行き交う人々で賑わっていた「ペリーロード」周辺には、そんな往時の姿を偲ばせる建物が、いくつか残されています。(「下田市観光ガイド 『ペリーロード』」)


送信者 下田ペリーロード

草画房の建物

そしてこの辺一角はパスタ屋やバーやカフェなどが色々と出店されている。暫く入るか入らないか迷ったあげく、カフェの「草画房」に入る事に。建物の二階の窓などを見るに、かなり前の光景がそのまま残されている。


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内装

入って店員に抹茶を注文し暫く待つ。内装が又日本風だが、何かと違うような感じの光景だ。いやいやコンクリート仕掛けの室内ばかり見慣れているせいもあってだろうか?


送信者 下田ペリーロード

抹茶到着

そしていよいよ抹茶が到着する。抹茶を口に運ぶとなかなか渋くて苦い。にしてもようかん小さいなと思い、少し少し口に運ぶ。するとこれが又濃い味で、口直しに抹茶を飲むとこれが又よい口直しとなる。


送信者 下田ペリーロード

小さい川沿いの一角でひと休憩と言うのは、上品な落ち着きを感じさせる。窓から程々に入って来る光が又静けさを助長させ、しっとりとおしとやかな雰囲気を主食に、軽く飲み食いをしている光景を際立たせる。こんなにお茶を飲むというひと時が落ち着きのあるものだったのか?

人気の殆ど居ないこの広い空間。丁度どこかの温泉を独り占めしているような贅沢なひと時が流れて行く。そして少し少し口に運ばれ減って行く抹茶とようかんを見て、このひと時が終わって行く寂しさを肌に感じていく。そしていよいよ全て食べ終える。店員さんに代金を払い、お店の名前を再確認するなどして、ありがとうございましたと言って店を後にする。


送信者 予告編

最後に

下田と言うのは一見すると普通の港町に見えますが、生活感を感じさせる光景が又落ち着きを際立たせているのだと思います。又不思議と色のある文章が書きやすい気がします。伊豆半島を舞台にしたサスペンス、夏色キセキなどのアニメが生まれるだと思います。下田には夏色キセキの資料館があり、次いでに行って来ましたが、絵が綺麗過ぎて現実とはかけ離れちゃってますね。小説は事実より異なり、百聞は一見に如かずと言う事を実感させられます。