Aggressive Style 5

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Aggressive Style 5

昨今はコミケ関係を中心に書いています。同人やニコニコ動画方面で活躍される方の相互リンクをお待ちしています。

日本のインターネットがせせこましくなった様子を図解してみた

追憶

ここ最近「日本のインターネットはつまらん」という声を耳にする事が増えた。例えば、

などでこういった声が聞こえる。特に大手サイトが参入しすぎてつまらなくなったという声が大多数を占める。ここからはそんな日本のインターネットの現状を図解してみようと思う。

第一章:自分がはてなダイヤリーなどのサービスを使って、ブログを書く理由

今回はSNSやブログサービスの話題なので、まずは自分がこのはてなダイヤリーを使う理由を話そうと思う。その理由は以下の2点ある。

  • 機能面:サイト構築、改修に時間を取られずに済む。最近アクセス数の多い携帯機器向けの設定が無料で使え、記事を書く事に集中できる
  • 集客面:完全にコミュニテイから独立するより、自分のブログを読んでもらえる可能性がある。

まず普通にサイトを組む場合、html組んで、それをFTPソフトでアップロードして、今度はリンクページ直して... と結構大変な作業となる。さすがにただ文章を読んでもらいたいだけ、ただ絵を見せたいだけの場合そこまでやりたくない。又はてなダイヤリーでやる理由も、はてなが数十万人規模あると見込め、横に広げやすいと言う事情もある。

第二章:ハコもののSNSサイトが増えて、居心地の悪くなったインターネット?

そんなこんなで各個人がSNSやブログサービスを使うようになって行くとどうなるか?まずサイトのデザインが共通だから、結果的に「○○のサイトで...」と言う話の流れになる。

次に読者から寄せられる反応として、「ネイルの柄やデコだらけの昔の携帯サイトの方が面白い」「ブログ登場前の個人サイトの方が面白い」「没個性的だ」と言われる確率も増えるだろう。話を元に戻して、インターネットの流れをまとめてみたので見て欲しい。

  1. Aというジャンルの個人サイトや商店が発足する。
  2. Aと言うジャンルの(個人サイト、商店街)の数が増える。
  3. Aというジャンルを囲い込む為の、S というSNS(箱庭サイト、大型スーパー)が誕生する
  4. Sの中でコンテンツや商品を提供したい人にスペース(要はテナント)を貸し出し、Bのテナント主M_1,_M_2,,,,,,,M_nや、M_nの客C_1,C_2,,,,,,C_k等から収入を図る
  5. Sが大きくなりすぎて、居心地の悪くなったMやCが、新しい組織を結成

つまりこの流れは街の商店街が大型スーパーとなって行った流れに似ている。つまりSNS側は箱庭を提供して儲けると言う訳だ。これはリクルートやリブセンスなどの転職サイト、SUMMOなどの不動産サイト、楽天等のショッピングサイト、食べログなどのレビューサイト....と全てに当てはまる。

早い話がこれはSNS会社が、インターネット上に仮想ビルや仮想ライブハウス等の不動産を作って居る事と同じなのだ。ただしインターネット空間の広さは実質無限なので、如何にテナント数Mを増やし、顧客をふやせるかが課題となる。

と、現状テナントを貸す方が儲けている状態と言う事が伺える。ネットから離れると数年前のバンド系のライブなんぞに行った事があった。とは言えど街角にあるような小さいハコで、ライブの人数が数人しか集客していないのに、本当にこのライブハウスは運営できるのだろうか?逆に言えばライブハウスが潰れないかと言えば理由は一つ。このとき、演奏者から高いハコ代を支払っているからに違いないと確信した。

話を戻すと下の図のように個人サイトの管理人Mや、そのファンCはSに囲われるようになる。



図1:大手サイトに個人サイトや読者が取られる様子

上図をみても分かる通り、もちろんSの規模が大きくなったり、乱立しだす。そうなると図2のM_9やM_nのようにどのSに属さないとマイノリテイになり、居心地が悪くなって行く訳だ。



図2:昔と今の様子

現実世界でも同じ現象が起こっている?

これは日本のインターネットのみならず今の日本の街でも同じ事が言えるようだ。「egg休刊とギャルカルチャーの今後。:植竹拓オフィシャルブログ」に依れば、


渋谷センター街を、失礼、バスケットボールストリート(笑)を歩けば分かる。何処にでもある、大手資本の店が立ち並び、他の街となんら変わりが無い。スクランブル交差点から見える駅前の看板は、主要都市には必ずあるであろう、店の名前の看板が立ち並ぶ。地方の街では、大手資本のモールが出来て、便利になった一方、地元密着方でお店をやって来た商店街には客足が減り「シャッター通りになりつつある」と、言う話を良く聞く。その各々の“街”の良さが、渋谷に限らず、消えかけようとしている。(「egg休刊とギャルカルチャーの今後。:植竹拓オフィシャルブログ」より)

インターネットの出現で、既存の商売は置き換わる事に

上記ブログ記事を読んでいるとこの他、メイクやファッションもインターネットで置き換わっている現状なようだ。元々ファッション雑誌というのは総合情報雑誌なので、メイクやらファッションも小出しにして特集していて、数ヶ月に一遍メイクの部分だけを切り取った別巻を出す流れだった。

しかしインターネット全盛の昨今では、そのメイクの部分だけを集めたハコものサイトが登場した。こうなって来ると、従来雑誌関係で働いてた編集者やモデルさんなどは、こういった場所に流れるようになるだろう。

コーディネート・ファッション検索アプリ | コーデスナップ
URL:http://coordisnap.com/


さて、女の子と言えば料理が盛んなもので、料理のレシピを公開したcookpad等も上記と同様の位置づけと見る事ができる。先ほど説明したとおり、こうなってくるとcroozブログやamebaブログなどから、ユーザーが"お引っ越し"する可能性もあり得る。

そうすると各サイト同士で客を逃がさないように、追加機能追加機能...と過当競争状態になって没個性的になって行く訳だ。行き着く先はmixiで、没個性的にならないような線引きを行う必要も出て来た。

最後に

さて今回の記事を書いたのは大手が増えたインターネットの現状を、段階を踏んで説明しようと思ったからだ。以前から「大型スーパーに駆逐された地方商店街のようだ」とはてなブックマークで発言してきたが、これを記事の形にしたらこうなった。このような話につきあって頂いた読者に感謝申し上げたい。