Aggressive Style 5

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昨今はコミケ関係を中心に書いています。同人やニコニコ動画方面で活躍される方の相互リンクをお待ちしています。

孤独なグルメ(45):住宅地の静けさと生活感のある東西線南行徳駅「かつ壱番屋 天善のとんかつ定食+カニクリームコロッケ+ハムカツ」(千葉県市川市)

1枚目:東西線南行徳駅

とある休日のとある夜、俺は東京メトロ東西線沿いで腹一杯食える飯屋が無いか探しまわった。探し回った結果、南行徳駅の「かつ壱番屋 天善」に決め、早速南行徳駅に到着した。

南行徳は千葉県市川市の駅名だが、総武線市川駅が歓楽街など華々とした感じに対し、こちらは住宅とメシ屋だけと言う静かな感じ。それはまるで、隠れ家でぬくぬくしていたかのよう。

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2枚目:駅前アーケード街の様子

そして社会科見学も兼ねてこの辺周辺を歩いてみた。薄汚くて古い壁。黄色く光り始めた古い電灯。だからと言ってくたびれた感じもなく、俺に訴えかけてくるような感じもない。そこにあるお店。そこにある人々の気配を微かに感じつつ探索を続けて言った。

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3枚目:お店の外観

そしていよいよお店の前に到着する。大変おいしそうなメニューのトンカツの数々に、どれから手をつけようか悩みながら中に入った。

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4枚目:トンカツ定食

お店を見渡すと、そこに住む店員、そこに住む人の一体感溢れる空間が眼前に広がる。そしてメニュー表を覗いて、トンカツ定食とハムカツとクリームコロッケを注文した。それでもって暫く待っていたらいよいよ料理が到着した。店員さんから料理の説明を受け、いざ食べることにした。

まずトンカツは豚を感じさせない素朴で淡白な味わい。これを食べ初心に帰ったかのような気持ちで箸を進める。タレを付けるとタレが強過ぎる感じだったものの、自慢の塩をたっぷりかけると豚肉の引き締まったような素晴らしい味わい。

3切れ食べ進んだ所で、ご飯とみそ汁をお代わりする。みそ汁もわかめ、タマネギの隠し味に豚肉が入っていて、小学校のマラソン大会で振る舞われる豚汁を食べているような懐かしい味わい。

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5枚目:ハムカツとカニクリームコロッケ

次はトッピングのハムカツとカニクリームの番だ。トッピングもどうせ薄いのが来るんだろうなと高をくくっていた。しかしその予想は見事に裏切られるとは思いも寄らなかった。肉の厚さが俺の知ってるハムカツの2倍位の厚さで、食べる大変さも2倍だった。食べ進める毎に、腹から来る苦痛とともに得られる快感が一辺に押し寄せ、不思議なひと時を過ごす。

そして水を飲んでは店員に水を注いでもらい、いよいよカニクリームコロッケに到達。敢えて水をおかず、店員に注いでもらうのがまた落ち着きを感じさせる。

さてこんな粋な計らいもあり、俺は食べる事に全力を注いで行った。しかし頼み過ぎていたのか、お変わりし過ぎで味が感じられないくらいまでに追い込まれった。しかし微かに感じさせるカニクリームの優しく柔らかさに包まれつつ口に運び、いよいよ運び終わる。これはあたかも小さいトンネルをくぐり抜けたかのようで、くぐり抜けた先は先ほどの駅下の区画。このお店の食事。このお店の店員。そしてこの空間と時間との別れを惜しみ、駅のホームに向かう。

さっきまで見ていたあの光景は、自分の眼前から消え去ってしまったものの、確かに自分の腹の中に残っていた。腹に残る感覚を忘れず、思い出をしまい込むように東西線に乗り込み帰路についた。

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店舗情報

店名 かつ壱番屋 天善
場所 千葉県市川市相之川4-17 南行徳メトロセンター内
食べログ http://tabelog.com/chiba/A1202/A120202/12005247/