Aggressive Style 5

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Aggressive Style 5

昨今はコミケ関係を中心に書いています。同人やニコニコ動画方面で活躍される方の相互リンクをお待ちしています。

「劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」を見て思った事を書いてみた

調査や評論

「劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」を見て、その感想を書いてみた。説明不足な箇所もあるため、原作を知らない人は読む事ができないかも。具体的なあらすじ等を知りたい方は 「【ネタバレ】まどか☆マギカ 叛逆の物語 ストーリー解説・解釈【注意】(ぐらっじ☆ぱんでみっく)」を見て欲しい。

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自分は「巴マミ VS 暁美ほむら」等キャラ同士の掛け合いや戦闘を見るのがメインで、ストーリーやシナリオはオマケと言う感じで見ていた。早い話が好きなキャラクターをもう一回見られて良かったのが正直な感想だ。以下本作で気になったキャラクターについて語りたい。

暁美ほむらについて

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まずは暁美ほむらについて。インターネット世界の各所で熱く考察されてるが、自分的には「自分の理想を押しつけ過ぎるよ」と言った所。まどかを助けたい、円環の理に導かせないと言った一心で動くのはTV版同様。まあTV版の頃から「今の時間軸でまどかを助けたとしても、それはあなたの助けたいまどかじゃないでしょ」「お前の説明の仕方が下手なんでっての」と突っ込みを入れたくなる節があった。

人間なんて自分の都合の悪い事に耳を傾けたくないものなのでしゃあない。いっその事「現実逃避なのは分かってるんだけどさ、私に取ってはここが居心地が良くて」とか「まどかと一緒にいつまでも居られる事が私の理想」位、認めちゃった方が話がこじれないと思う。尤も、これやっちゃうと話の大前提が崩れちゃうし、続編が作りにくくなる問題点もあるが。以上が俺の受けた印象だが、人の受ける印象とは自分と相異なるものだ。以下とあるブログの他人の感想を紹介したい。

id:Thor

(前略)私が共通性を見出すとしたら、ほむらの失望は、まどかそのものへの失望ではなく、二人の関係についての失望ですかね。ほむら自身が信じていたほど二人の関係は唯一無二のものではないという失望。

友人には友人の世界があるのは本来当たり前のことなのですが、ぼっちにとっては、友情は唯一無二のもので、そこに第三者という異物が入ると大いに動揺するものですから。特に、まどか概念化以降は、まどかとのリアルな交友が無くなったため、ほむらの頭の中で、まどかとの関係は理想化の度合いを高めていったものと思われますので。

そんなほむらの前に、まどかの信頼を得ているさやか達が現れ、特別に協力しているなどと知らされたら、ほむらはかなり傷付いたんじゃないでしょうか。

そもそも、ほむらは、まどかをQBの魔の手から救えるのは自分だけであると信じて魔女化すら受け入れようとしていたのに、まどかを理解し協力する友人の存在は、その行為すら貶めるもののように感じたかも。そう考えてみると、新たな結界世界で、さやかを普通の人間に戻し記憶を封じたのも、さやかへの善意は微塵もなく、むしろ悪意かもしれません。(「なぜ暁美ほむらは、鹿目まどかに叛逆して悪魔になったのか。(tyokorataの日記)」)

美樹さやかについて

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今作は美樹さやかがいい役になって帰ってきたのが嬉しい。TV版では「ソウルジェムが濁って魔女化する」と言う設定を説明する上で重要な役だったが、あっけにとられているうちに退場。その場に居合わせた佐倉杏子も退場と言うかなり不遇な扱いだった。今作ではその辺が改善されていて、まどかに元の記憶を返す役だったり暁美ほむらを諭す役だったり。かなりいい役割をもたせてもらっているのが良い。

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暁美ほむらに「よく言ってやった!」と思った節も多かった。「また自分だけの時間に逃げ込むつもり。悪い癖だよ」は都合が悪いからって逃げんじゃねえと代弁していて良かった。「暁美さん。心のよりどころにするキャラ間違ってますぜ」と良いたいくらい。

一方、暁美ほむらが悪魔化してさらに性格が悪くなった。上司になったとたんに人を見下すような性格の悪い奴になり、お前調子に乗るなよと思った訳だ。一視聴者としては「理由の如何を問わず、喧嘩売ってんの?」と言う気持ちになり、これだけお膳立てした人の気を知らずにと思う上、次回作があるなら暁美ほむらを懲らしめるシーンが有れば最高だ。ちなみに「なぜ暁美ほむらは、鹿目まどかに叛逆して悪魔になったのか。(tyokorataの日記)」のコメントより。

嫌な見方をすると、「あんたは悪魔だということってことは忘れない!」と言い放った後に、涙ぐんださやかって、仁美立ちと出会えて嬉しいから涙ぐんだのではなく、「ああ、もうほむらは何を言っても無駄なクソ野郎になってしまったんだな」という諦念の涙だったりして。(id:tyokoratatyokorata氏)

おまけ

以上が本作について思ったことだ。以下おまけとして本作に合うイラストを紹介したい。作中で「まどかへの愛の力で、私は悪魔化できた」と言う節があったが、愛と虚数(imaginary number)のiを掛けているのが素晴らしい。虚数も「i^2=-1」となる架空の数だが、本作も虚の世界を描いたものだからものすごくしっくり来る話だ。この子頭良さそうだから、いっその事黒板に「e^iθ = cosθ+isinθ(オイラーの公式)」とかでも良かったかなと思ったりする。

注意

魔法少女まどか☆マギカ関連画像について、問題がありましたら削除致します。