Aggressive Style 5

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Aggressive Style 5

昨今はコミケ関係を中心に書いています。同人やニコニコ動画方面で活躍される方の相互リンクをお待ちしています。

Web系企業の面接対策に、各企業の方向性の違いをまとめてみた

Web制作系の会社の面接をしていると、会社毎にどういう目的でWebサイトやシステムを作るかが違う場合も。ここで違いを把握せずに面接に挑んで、「何故他社でなくてうちの会社ですか?」と言う質問で詰まって終了する事が多かった。そこで今日は企業がなんの目的でWebサイトやシステムを作ったり、運用したりするのかをまとめてみた。

さてWeb系の会社は、広告中心の企業と技術中心の企業の2手に別れる。ここからは1.2の会社の特徴や、面接で注意する点について触れて行く。

1.広告系の会社

特定のサイトの広告枠を提供して、みかじめ料を取る企業:株式会社リクルート

まず広告と言えばビルの屋上、バス、電車、サッカー場や野球場などにあちこちと点在している。このときビルの屋上、バス、電車、サッカー場や野球場に貼る広告掲載料と言う名目のみかじめ料を、各企業から徴収する事で成り立っている。これはインターネットの世界でも同じだ。例えばgooglefacebookなどは、サイトの横に広告(SEM)を張る権利を各企業に提供して、各企業からみかじめ料を徴収しているも存在する。

日本にあるリクルートなどの求人広告の会社も、「リクナビ」などのサイトに求人広告を貼る権利を、各企業に提供してみかじめ料(広告料)を徴収している。さらに自社の広告効果を利用して、企業に自社の広告を使うように各企業に働きかけている訳だ。今流行りの新卒向けにおいても、大学生自体も年間数十万人以上が使うように仕向けているだろう。こうなれば、「うちのサイトのPV数はかなりの物で、そこから御社に○○人の人を呼び込む事が可能です。万一呼び込む事に成功したら、成功報酬として○○万円の支払いをお願いします」と企業に強気に行く事もできる。



図1:「リクナビ」の公式サイト

アフィリエイトを提供する企業:株式会社ファンコミュニケーション

又今のご時世上から下に仕掛けて行くのでなく、下から上に仕掛ける広告手法が存在する。その一つの方法がアフィリエイトだ。アフィリエイトとは、自分のサイトやブログ(以下S)に商品Aの広告を貼るとしよう。このとき、訪問者がSからAのサイトに移動して商品Aを購入したら、仲介料として自分にお金が入ると言うものだ。代表的な物として「A8.net」でおなじみの株式会社ファンコミュニケーションなどがある。

URL:http://www.fancs.com/



図2:株式会社ファンコミュニケーションの公式サイト

iPhoneアプリなどの広告や集客率向上を担う企業:株式会社アドウェイズ

また昨今の日本では、スマートフォンの導入が増えている。これに伴いiPhoneアプリケーションを作る人の周りで商売する企業も登場した。例えばiPhoneアプリ向けの広告収入のシステムを提供したり、iPhoneアプリのインストール数向上のお手伝いをして、インストール数に応じたみかじめ料(CPI:Costs Per Install)を徴収する事で儲けている、株式会社アドウェイズなどがある。

URL:http://www.adways.net/index.html



図3:株式会社アドウェイズの公式サイト

面接で注意する点

この他広告の一貫としてWebサイトやシステムを運営、制作する会社も多い。こういう属性の会社は、ページやシステムを作った事により、どれだけ広告効果が上がったか?収益に結びついたか?を意識する必要がある。こうしたことから、受験する上で確認しくべき背景知識は、

  1. 商材:例えば車なのか化粧品なのか商材に注目していく
  2. ターゲット層(5W1H)の選定:いつ(When)、どこで(Where)、誰に(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どれくらい(How many)見てもらうためのサイトなのか?
  3. 検索エンジンからの広告効果(SEO/SEM):googleやYahooなどで特定のキーワードを打ち込んだとき、どれだけ高順位で表示されるか?
  4. ソーシャルメデイアからの広告効果(SMO):facebook,Twitter,google+,delicious,はてなブックマークなどでどれだけ多くの人にフォローしてもらえるか?

となる。

2.技術を売りにした会社

Web制作系会社の中には、技術ブログを付けたり、メデイアに記事を書いてもらったりして技術を売りにする会社も多い。では、以下にその事例を見て行く。

技術ブログで宣伝する企業:株式会社シーブレイン(未受験)

例えばmanaさんが運営している、WebデザインのTipsのブログ「Webクリエイターボックス」がある。こうして個人でブログを書き、自分を売り込んで行く手法がここ数年流行している。ではそれを企業でやったらどうか?当然自社の宣伝にもなる。

Webクリエイターボックス
URL:http://www.webcreatorbox.com/


図4:Webクリエイターボックス

ここでブログにこうした記事を書き、自社の宣伝をしているのが株式会社シーブレインだ。シーブレインでは技術ブログ「バシャログ。」を付ける事により、社内での勉強、又多くの技術者に見てもらう事に依る自社の宣伝を狙っている。JQueryの話などデザインに関するTipsが多いのも特徴で、Webの中で最も人口の多いデザイン系の話題中心なのも、広告効果が高くて素晴らしい。

バシャログ。
URL:http://c-brains.jp/blog/wsg/


図5:バシャログ。

メデイアの記事で技術力の宣伝をする企業:株式会社トライフォート

又メデイアに出て、自分の会社の宣伝をする企業も少なくない。その一つの例が株式会社トライフォートだ。

URL:http://www.trifort.jp/
メデイア記事:http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1211/12/news071.html



図6:株式会社トライフォートの公式サイト

トライフォートの素晴らしい点は、メデイア上で他社より技術面で優れている点を語って居るところだ。例えば「A社だと△△までしかできませんが、うちの会社だと○○まで可能です」と言う事により、他所より優れている点を強調した言い方もポイント。そもそも比較対象が無いと、自分がどれだけ優れているのかが分かりにくいのでこの言い方も戦略の内だ。特にサーバー〜プログラムまで、アプリに関わる全てを見直し、最適なシステムをクライアントに提供しやすそうな点は魅力だと思う。以下は、過去の記事を引用する。

「もう1つのわれわれの強みは技術の網羅範囲が広く、運営費、サーバの保守費を下げられることです。便利だからとクラウドを使っているのと、自分たちでインフラのことを分かってデータセンターのインフラ運用をするのとでは全然違います。例えば、RAIDコントローラの中にはバッテリーバックアップ付きのものがありますが、そういうことを知らない会社が意外に多いんですよ。あるいは出荷時にサーバのBIOS設定がエコモードになっていたりする。それで、本来1台で済むサーバを3台買うようなことがあったりする。それではパフォーマンスがフルに出せません。われわれはデータセンター事業者のIDCフロンティア と組んで、ラッキング、キッティング、BIOS設定までガッツリ一緒にやっています。データセンターも先日オープンした白河を選んだ。レイテンシが圧倒的に低いんですね」

クラウドを使ってソーシャルをやっているところは勝つ気がないんじゃないかとすら思えますね。われわれが1000万ユーザーをさばく案件規模でも、同じ初期投資だとクラウドでは100万人に対応するのもキツイでしょう。応答速度も1000msが達成できるかどうか。わずかな遅延がトラフィック減につながるという勝負をしているときに、そういう離脱率を許容していると勝率が下がります」
(「勢いに乗るベンチャー「トライフォート」に聞く :「決められたモノを作る受託とは違う」、スマフォ受託が儲かる理由(atmarkIT)」より)

面接で注意する点

技術を売りにしている企業の場合、当然ながらプログラミング言語や創作物の事などの話題がメインとなる。ここで面接で注意するべき点は、

  1. ソースコードをプレゼンする環境:gitHubなど
  2. 過去に作ったWebサイト
  3. 各サイトで担当した箇所(企画、設計のどの部分かなど)
  4. 使用したツールや言語、制作人数や納期など
  5. 各サイトに携わった上で苦労した部分(他社との調整で苦戦したかなど)

最後に

今回を頭を整理する目的で各企業の特徴を書いてみた。最もどこでもいい=どんな企業に合わせた対策が必要と言う事で、この記事を書く事にした。このように複数の企業の違いを細かく見比べていく事が、就職対策につながれば良いと思う今日この頃である。

過去記事など

面接の自己紹介では、面接官が知りたい情報の概要を話せば良い

面接官が「何故他社じゃなくてうちの会社なの?」と志望動機を聞く4つの理由

Web系企業の面接で聞かれた7つの質問

面接の質問がまとめられた4つのサイト(Web系、SE系)