Aggressive Style 5

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昨今はコミケ関係を中心に書いています。同人やニコニコ動画方面で活躍される方の相互リンクをお待ちしています。

CEATEC JAPAN SONY、東芝

東芝

Sony,東芝は両者が共同開発したcellを用いた展示が中心であった。まずはcellプロセッサーの説明から(wikipediaより)

Cell はマルチコアCPUで、1つのCPUの中に9個のプロセッサコアをもつ。1個の汎用的なプロセッサコアと、8個のシンプルなプロセッサコアを組み合わせたヘテロジニアスマルチコア(ヘテロジニアス : Heterogeneous、非対称、異種混合)。汎用プロセッサコアはPowerPC Processor Element (PPE) と呼ばれ、8個のコアはSynergistic Processor Element (SPE) と呼ばれる。(中略)

PPE、SPE共にPowerPC G5やPentium 4Athlon 64など高度なアウト・オブ・オーダー実行機能や分岐予測機構を持つCPUと異なり、命令を並び替えたりするような複雑なスケジューリング機構を搭載しないことでコアを単純化し、高クロック化を実現している。そのため、複雑な条件分岐を伴う整数演算能力は最近のパソコン用CPUに比べ劣るが、強力で高度に並列化された演算機能を備え、数値解析やシミュレーション、動画、音声処理などにおいては、複数のコアを並列に動作させることによって、Cellの性能を発揮させることができる。


この文面を見るに上記のYouTube等を綺麗に表示するのに応用するのではないかと予測。どういった部分を並列処理[=複数人(CPUのコア)に作業を分担させることで、効率よく処理]しているのかまでは突っ込んでなかっがcellはベクトル演算が強いので、例えば動画を圧縮の際の動き予測などベクトルを用いた処理に強いと考えられる。

SONY


製品の説明の前に。動画は1/30s毎。つまり1s間に30回と一定の回数紙芝居や本等を連続してめくることで動いているように見せている。ここで紙芝居1枚の事をフレーム。めくる回数の事をフレームレートと呼ぶ。ここでめくる回数が多い。つまりフレームレートが大きい程よりなめらかに画像を表示することができる。この製品ではないが、今回の展示では1s間に240回画像を切り替えることでよりなめらかに画像を表示できるTVも参考出品されていた。

背景差分

1フレーム目 2フレーム目 差分

上の図は動画のあるフレームを切り出したものとする。一番右の画像のように、上の一コマ目と二コマ目との違いだけを取り出してやることを(背景)差分という。画像でもこれを応用し、2枚の画像を使って背景と人物を切り分けることも可能だ。今回はこの差分を使って動いている物を察知し、炎等のエフェクトを付加する展示がされていた。今回はPS3のソフトウェアを使ってこの処理を行っていた。即座に結果が返されていたのでここでもcellプロセッサーのすごさがうかがえる。

参考:GIGAZINEより



この他。画像から個人の顔を特定し、アバダーで表示する「顔アバダー」などがあった。これは顔の目や口など特徴のある点(以下:特徴点)をいくつか取り出して判定を行うというもの。恐らく平均顔の特徴点とを比較して顔の判別を行う「テンプレートマッチング」という技術が使われていると推測する。実際どれだけの特徴点で判定しているまでは分からなかった(企業秘密と言われた)が、アバダーが表示されるまでの処理速度は速かった。このように、例えばビデオカメラで撮影した映像にアバダーなどを付加して表示する技術を「拡張現実(感)」という。今回のCEATECはこの拡張現実に関する展示が盛んにおこなわれていた。