Aggressive Style 5

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昨今はコミケ関係を中心に書いています。同人やニコニコ動画方面で活躍される方の相互リンクをお待ちしています。

Perfumeも、中田ヤスタカも同じように苦労している

「パフューム」のインタビューが掲載されているのは月刊誌「ロッキング・オン・ジャパン」09年7月号。同誌は冒頭で09年7月8日に発売されるニューアルバム「?(トライアングル)」はメンバー3人の歌が減らされ、ダンス・ミュージックのような作りになっている。しかも、歌には大胆なエフェクト (音響効果)が付けられたため、誰がどの部分を歌っているのかわからない状態だ、と指摘している。(略)

「Perfumeが歌う意味なし」あ〜ちゃんがプロデューサー「批判」?(j-cast)より

ニュース記事の中には素材という言葉が多用されている。確かにボーカルの立場からすれば自分の声を他人に加工されると、自分を否定されてるようで嫌だわな。ただ作曲/編曲してる人も苦労や財産があるわけだから素材云々言うのは良くないし、そもそも中田さんが居なかったらあんたらここまで売れてないでしょと思う。

DTM(Desk Top Music)の作曲者も苦労しているのだ

素材はよく考えていじりましょう

ではここで何故作曲者は加工ばかりをしてしまうのだろうか?それはCubaseのような高機能なPCソフト使いだすと、あの機能もこの機能も使いたがるようになるからだと思う。これはソフトを使い始めた時期に多い。又ある程度慣れた場合でも試行錯誤の末あれもこれも使う結果となった可能性もある。つまり、作る物に応じて必要な機能を使い分ける事が作曲者には要求される。

又これは写真や画像の場合にもあてはまる。自分の場合は人物の写真をPhotoshopで明るく修正するとき、色調を直す機能*1を多用しすぎてしまう事がある。これが原因で人間本来の肌色を損なってしまい、写真を見てる人に肌の魅力的な部分が伝わらなくなってしまう。又写真を撮られる側も「自分ってこうじゃないんだけど」と、被写体そのものの否定にもつながる。

試行錯誤は作曲の上で大切です

話を元に戻して自分が大学のサークルで作曲したときのこと。自分の場合とりあえず出来上がったものを、少し少し変えて行きながら完成に持っていく事が多かった。というわけだがこれもいいかな?あれもいいかな?そしてこれを活かし、これを殺してそんな試行錯誤の連続だった。逆に機能を使いこなせなくて上手い人から、「もっと機能使いこなせ」と怒られた事もあった。*2

話変わって人目に目立たない所で下積みをしてきたか?又その時どんな人から必要とされてたかによってその人の音楽性と言うのが変わって来る物だと思う。同じ人が作曲すると曲調が似てくるのは、もちろんその方法が確立されていると言うのもある。さらにPCソフトの場合手直しや改良が行い易いので、過去に作った楽曲の一部(例:リズムのパターン)を使い回することもできる。クライアントも確立された音楽を作曲者に要求すればするほど、作曲者は過去の資源を使い回し結局同じような音楽となってしまうのだろう。

最後に

こんな文章でDTMをしていく上での苦労が皆さんに分かって頂けたかは分からない。でもDTMという作業自体においても、歌手や表に出ている人間と同じように苦労しているのだと言うことを分かって頂ければ嬉しい。

*1:例:「トーンカーブ」や「レベル補正」等

*2:具体的に言うと「REASON」のRedrumとコンプレッサーしか使いこなせない状態でサークルに納品した。