Aggressive Style 5

Aggressive Style 5

昨今はコミケ関係を中心に書いています。同人やニコニコ動画方面で活躍される方の相互リンクをお待ちしています。

本当にアニメやタレントが好きな人ははたしているのか?(修正版)

前回の記事では、後で見て自分で説明できてない部分があったり、話が矛盾してたりする部分は数多くあります。すいません。はてブはてなスターを狙って書いたのが正直なあれでして。無理にトラックバックして失敗しまくってしまったので、その辺を反省し修正版を書いてみました。

本題

これは個人的な印象だけれども。最近アニメでもアイドルでも「特定の客層ばかりを相手にした作品がをしいばし見かけるなあ」という印象がある。その世界において、こういった作品の構成比率が増大してしまうといずれ業界全体が委縮してしまうのではないのだろうか?(大きなお世話か?)


まずはじめに商品を大別すると次の2タイプあると思う。


  • 一般受けする商品:(一見客の人数)>(常連客の人数)
  •    deepな商品:(一見客の人数)<(常連客の人数)

ここからは上記の(i)(ii)のタイプのアイドルがどのように利益を上げているのかについて見ていく。


提供する数が増えすぎると固定ファンの数は減る?

女子もジャニーズを見捨てた!? オリキが語るファン事情(前編) :http://www.cyzo.com/2008/04/post_520.html

事務所にとってはオリキがいようがいまいが、今は一般のファンだけで十分CDは売れるし、コンサートも満員になるから、いなくてもいいんだろうな。それより、新規のファンを大切にしていきたいのかも。

これを見ても分かるとおり。今時分の歌手やアイドル(=商品)は"常連客を取り込むより一見客からお金を取って行こう"。という動きにあるようだ。逆に(ii)のタイプの商品は「一人から多くの金を取ろうとしている」みたいである。以下の記事より

AKB48だけじゃない!? アイドルぼったくり商法: http://www.cyzo.com/2008/04/post_514.html

ずーと前。AKB48で「ポスター44枚集めたら特典」なんてサービスがあった。聞けばこれは氷山の一角であるというのだから驚きだ。何故このような差異が起こるのかと言うと、例えばグッズで同じ割合のファンから同じ額の利益を上げる場合。(ii)のほうが(i)よりも取れる人数が少ない。よって一人から多くの個数を買わせるなどして金を取るしかなくなってくる。もちろん(i)のタイプの方がそんなファンでなくても商品を買ってくれるが、(ii)のタイプはコアなファンでなければ商品を買ってくれない場合が多い。何故(i)にそのような効果があるかその理由としてその商品の「話題性」や「ブランド力」があるからだ。

同人の同人(漫画、ゲーム、エロゲー)から見るアニメ業界などなど

ここからは同人の同人業界からみるアニメについての個人的な見解を述べようと思う。去年のM3での話mixiの東方シリーズの絵師さんの話などを元にして話を展開し過ぎた部分もあるのでかなり滅茶苦茶な文章になってしまった事を反省したい。というわけでまず同人の話から始めようと思う。

そもそもこの業界。「何か新しい物を発掘してやろう」って言う買い手と「オフ会とかのネタになるから...」ってタイプの買い手に分かれる。2007年春のM3では全体の半分以上がアレンジのサークルという状況だった。2006,2005は多くても2〜3割位しか占めなかった。これにはインターネット環境の変化が大きな原因だと思う。俺が大学2年生位のときは今みたいにYouTubeニコニコ動画のようなみんなが集まるような場所がインターネット上に存在しなかった。要はインターネット界のNHK,フジテレビみたいな「インターネット版マスコミ」みたいなものが登場して、そこで話題に上がってるもの中心に売れる。そのような客層が集まるという現象が発生した。

その反面。従来からの同人誌の売り手から「儲け狙いでこのジャンルに来た人間が居る」「話題のジャンルで買う人が増えた」等という書き込みも増えた。

アニメに話を戻して。俺がいいたいアニメやマンガの範囲ちゅうのはすべてのアニメを対象にしてるわけではない。同人誌とかで規模のデカイジャンルや俺が見てきて知ってるジャンル。例えば「テニスの王子様」「BREACH」「ひぐらし」等がメインとする範囲を指す。同人誌で規模のデカイジャンルの原作というのは(i)(ii)の性質を問わず、様々な種類の同人誌が出版されている。ここで何故このようなことになるのか?下の文章は客の心理がうまく書かれてるなと思ったので引用してみる。

[雑談]多数決の作品こそ、まず疑ってみる:ttp://d.hatena.ne.jp/matumori/20070205/1170672443

「かつて、オタク。*1というのはスキルであった」。自分の感性で良い作品を見つけることを何よりも喜びとし、他人より先にそれを知っていることがステータスであるのが、オタクだったと思います。(中略)しかし、現在のオタクの大多数は『スキルではなくコミュニケーションのツールとして商品を買っている』ように感じます。

この文章で言うコミュニケーション。つまりみんなの話題で食いつく客。このような客が大人数を占めるのが同人業界の現状だ。この手の客が買うような所というのはブランド化され、集客効果もある程度見込める。しかし食いつく客の数にも限界があるだろう。こういう所は売れているうちはいいのだが、いずれ新規の客が得られなくなってしまう。市場からはコアな客。つまりは元々は(i)の性質の商品だったが(ii)の性質を持った商品へと変化してしまう。こうして(ii)のような商品の構成比率が増えて、同人業界全体が縮小してしまう。

だから同人業界がこうだと、その元になってるアニメや漫画の方も1%は影響が出るんじゃないか?そんな中目を引いたのが以下の記事だ。

それはオタクとしての「劣化」だ - Thirのはてな日記:ttp://d.hatena.ne.jp/thir/20080507/p1

追加:そんな中ニコニコ動画でアニメを見るとき、アニメそのものではなくコメントを見る人が増えたというこの記事。こういう話が出てる時点で、アニメも同人と同じような現状なのかな?と思った。最も断定はできないが。読者の皆さんがどう思われるかが気になるところだ。

このような流れに対して

ただ売り手の立場で買い手のこういった事情に噛みつく方がいますがあまり意味がないと思う。むしろ本当に好きな人間をより大事にしていった方がいいようにも思う。漫画アニメ言えどビジネス。ビジネスである以上利益を上げなくてはならない。それは当然だ。しかし本当に好きな人間がいるのかということも大切だと思う。

 

一番の解決策は「前例の見つかりづらい作品をバンバン出す」ってことに尽きると思う。それも採算度外視。批判覚悟で。多分人と違った事をやってその根底を覆すしかないと思っている。もちろんそれをやってる勇敢な方々も世の中数多くいるが地底深くに眠っているのが現状だと思う。

逆に買い手の立場でなんとかしたいのなら地底深くに眠ってるモノを掘り起こしてやるって事も戦略の一つかと思う。アトランダムに動いてやるとかも一つの方法ではないでしょうかね?どちらにせよブログで言ってる限りでは変わらない問題だと思う。

まあ。正直「めざましテレビ」位しか見ないおれですから。ここは右に倣うところを"左"に倣おうと思う。

*1:オタク=客と考えて読んで下さい