Aggressive Style 5

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昨今はコミケ関係を中心に書いています。同人やニコニコ動画方面で活躍される方の相互リンクをお待ちしています。

本当にアニメやタレントが好きな人ははたしているのか?

それはオタクとしての「劣化」だ - Thirのはてな日記:http://d.hatena.ne.jp/thir/20080507/p1

答えとしてYES/NOと言ってるわけではなく(笑)。この記事はニコニコ動画でアニメをみるとき、その内容ではなくコメントを楽しむ人が多いという問題を書いたものだ。それ以前の問題として「本当にその作品が好きな人がいないんじゃないか?」という問題があると思う。ここからはアイドル。アニメに分けてその問題について論じていきたい。

アイドルにおける問題

話変わって。そもそも音楽だろうと映画だろうとアニメだろうと作っているのは会社。会社である以上は最大限の利益を出せるような商品を生み出さなくてはならない。ただ利益を出すことしか考えない戦略は困りものだ。

AKB48だけじゃない!? アイドルぼったくり商法: http://www.cyzo.com/2008/04/post_514.html

 

ずーと前。AKB48で「ポスター44枚集めたら特典」なんてサービスがあった。聞けばこれは氷山の一角であるというのだから驚きだ。こんな事をする売り手が増える理由はアイドルの数の増加と劣化によりアイドル一人辺りにつくコアなファンが減ったのが原因だろう。そしてそれを裏付けるかのような記事がある。

女子もジャニーズを見捨てた!? オリキが語るファン事情(前編) :http://www.cyzo.com/2008/04/post_520.html

事務所にとってはオリキがいようがいまいが、今は一般のファンだけで十分CDは売れるし、コンサートも満員になるから、いなくてもいいんだろうな。それより、新規のファンを大切にしていきたいのかも。

これを見ても分かるとおり。今時分の歌手やアイドル(=商品)は"常連客を取り込むより一見客からお金を取って行こう"という流れにあることがわかる。多数決みたいなものでこんな図式が成り立つと考える。


  • 一般受けする商品:(一見客の人数)>(常連客の人数)
  •    deepな商品:(一見客の人数)<(常連客の人数)

(i)のような例として木下優樹菜(mixiコミュ:18792人)さんをあげる。これに対し(ii)のような例としてAKB48(mixiコミュ:6451人)を挙げてみる。グッズで同じ割合のファンから同じ額の利益を上げることを考える。(ii)のほうが(i)よりも取れる人数が少ないわけだから一人から多く金を取るしかない。だからこそ採算性が悪くなり、グッズを買わせる戦略にでてしまうのだ。

何故(i)の方が売れる人数が多いのか。それは話題性やブランド力が強いからだ。例えば木下優樹菜さんにしても「バカドル」で幅を利かせてるし、ジャニーズにしてもブランド力がある。つまり買い手に「その商品=ブランド」という意識を植え付けられるか?そこが鍵だ。

逆に戦略で失敗したり、ブランド力に乏しいタレントは(特にTVから)排除される。要は本当に好きな客というのがいなくなっている。これが今の現状だと思う。

アニメにおける問題

アニメにしてもこれと同様。エヴァンゲリオン」みたいに完全オリジナル*1でヒットした作品は記憶に少ない。最もジャンプやサンデーの漫画が題材となる場合が多く、最近では(特に深夜)は元はエロゲーだったりする場合が多い。これらはメーカー名のブランドや元作品のブランドが裏についている。

昔と何が違うかと言うと、昔は元から好きな人が見る。TVつけてたら面白そうだから見る。と言った人がメインだが最近はブランドで見る。話題性で見るという風潮が強くなっていると思う。自分。アニメ見ないんで具体的な事例は出せないが上記のニコニコの話はそれを裏付けていると考える。ここで、俺のブログの話題性と似たようなエントリーがあるので紹介したい。

[雑談]多数決の作品こそ、まず疑ってみる:http://d.hatena.ne.jp/matumori/20070205/1170672443

「かつて、オタクというのはスキルであった」。自分の感性で良い作品を見つけることを何よりも喜びとし、他人より先にそれを知っていることがステータスであるのが、オタクだったと思います。(中略)しかし、現在のオタクの大多数は『スキルではなくコミュニケーションのツールとして商品を買っている』ように感じます。

こういうみんなの話題で食いつく後進的な客が大人数を占めると、作品や商品の劣化を招き買い手の劣化を招いてしまうものだと思う。というのも作品の内容そのものを見る人が少なくなるのだから,内容も劣化する。だから他人より先にそれを知っているという先進的で根強いファンがいなくなる→アニメが劣化→長期的な利益を取りづらくなるという嫌な流れが生じてしまう。

まとめると、今現在売れるためにはある程度の「話題性」と「ブランド力」が必要。でも寿命が短く長期的な利益が取りづらい。そこで長期的に利益を取るには先進的なファン。deepなファンをある程度視野に入れる事が必要だと思う。このdeepなファン=その作品が本当に好きなファンをいかに増やせるかも長い目でみて必要だ。

このような流れに対して

ただ売り手の立場で買い手のこういった事情に噛みつく方がいますがあまり意味がないと思います。むしろ本当に好きな人間をより大事にしていった方がいいようにも思います。

 

一番の解決策は「オリジナルな作品をバンバン出す」ってこと。それも採算度外視。批判覚悟で。もちろんそれをやってる勇敢な方々も世の中数多くいらっしゃいますが、そういうのが地底深くに眠っているのが現状なんですけどね。

逆に買い手の立場でなんとかしたいのなら地底深くに眠ってるモノを掘り起こしてやるって事も戦略の一つかと思います。コミケとかでも行列の逆を行ってやるとか。あるいはアトランダムに動いてやるとかも一つの方法ではないでしょうかね?どちらにせよブログで言ってる限りでは変わらない問題だと思います。

まあ。正直「めざましテレビ」位しか見ないおれですから。ここは右に倣うところを"左"に倣おうと思います。

このような流れに対して(余談)

これは自分の場合ですけれども。今のブログのネタってかなりdeepな趣向であることは言うまでもありません。だからこそ"似たような業界のファンを呼び込めない"なんてのをやってみてます。もちろん効果は別にwww

例えばブログでネタ書くときわざとしょこたんを引き合いに出したりとか(参考)。しょこたんの方がいろんな人からみて分かりやすいかと思ったんでw(その子。しょこたん好きって言ってたしまあいいかって感じで)。もちろん「しょこたん」と検索して自分のブログに来てくれるかもしれない。そこで「なんだしょこたんのネタじゃないじゃん」って方が9割いたとしても,残りの1割はその子のネタに食いついてきてくれればうれしいかなと。最も自分をよく主張するタイプの女の子など。まあ女の子に依っては100%切れられる方法なのでなかなかヒット率は低いですが。

*1:アニメの後で漫画が出た